何がテスト実行をつまらなくさせるのか
- やまのうち ずん太郎
- 8月28日
- 読了時間: 2分
こんばんわ。ハジメです。
先日、「テスト(実行)の楽しさって何?」という質問が飛びました。
これに対して私は「発見」や「好奇心が満たされる」と答えました。
一方で、「テスト実行がつまらない」という意見があることも事実です。
私もそういうふうに思うことがあります。
今回はテスト実行をつまなくさせる理由について考えたいと思います。
理由1:発見がない
発見がない、予定調和だと面白くないと思います。
テストケースによって明らかにされている動作について、記載されている内容のみを確認するようなテスト、特に「それ以外を見てはいけない」という制約のあるテストプロジェクトでは、つまらないと感じてしまうかもしれません。
「バグがない」も該当するかもしれないですが、これの場合は、プロダクトの良い面を見ればいいので、私はあまりつまらない条件には該当しません。
テスターとして、バグ見つけたらテンション上がりますけどね。
理由2:繰り返し
同じ作業の繰り返し、特に組み合わせテストなどは単調でつまらないと思う場合があります。
個人的にきついのはペアワイズなどの組み合わせテストで、これらをひとつひとつ確認してパラメータを埋めていくことは辛かったりします。
理由3:精密で緊張感がある
テスト実行自体が精密な操作を求められて緊張感を与えられる。
ただ、それがすでに知っている作業の場合、つまらないと思うかもしれません。
これは、何か行動をすることに楽しみを見出すのか、発見に楽しみを見出すのかのキャラの違いで結構変わるように思えます。
理由4:意味がない
バグ報告や、品質の情報を提供した上のリリース判断自体に意味がない、プロダクトの存在理由がない場合もつらいと思います。
これは本当にない場合もあれば伝わっていない場合もあります。
どちらにせよ、価値がわからないプロダクトのテストはつまらないとおもうかもしれません。
おわりに
他にもチームの成熟度や人間関係など、いろいろありそうです。
テスト実行は基本的に最後の工程になるので、ギリギリの戦いを強いられて嫌な気持ちを持ってる人も少なくないと思います。
私はテスト実行は好きですが、テスト実行がつまらないと言ってる人にも深く共感します。
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